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 3次の整式 f(x) と 2次の整式 g(x) が次の3条件

  (A) f(x)g(x) で割ると、商が x−2 で余りが x+6 である。
  (B) f(x)−(x−7)g(x)x+1 で割り切れる。
  (C) 不等式 g(x)≦2x+5 の解は −2≦x≦1 である。

 を満たしているとき、f(x),g(x) をそれぞれ求めなさい。





  整式の形態

 整式 f(x) を、xの式 P(x) で割ったときの
 余りを とし、そのときの商を g(x) とすれば、 

      f(x)=P(x)・g(x)+R
      (元の式)=(割った式)・(商)+(余り)

 と表すことができます。

  剰余定理

 整式 f(x) を、xの1次式 x−α  
 で割ったときの余りは、

 f(α)

 で表されます。


      3つのヒントを、一つずつ確実に式に直していきましょう。(^0^)

 (A) f(x)g(x) で割ると、商が x−2 で余りが x+6 である。

     整式の形態から、 f(x)=g(x)・(x−2)+x+6   ・・・(A)
     とおけますね。



 (B) f(x)−(x−7)g(x)x+1 で割り切れる。

     【 割り切れる 】=【 余りが0 】 ってことですから、x=−1 を代入すれば、
     f(-1)−(-1−7)g(-1)=f(-1)+8・g(-1)=0    ・・・(B)



 (C) 不等式 g(x)≦2x+5 の解は −2≦x≦1 である。

      2次不等式 g(x)−(2x+5)≦0 の解が −2≦x≦1 なのですから
        g(x)−(2x+5)=a(x−1)(x+2)   ・・・(C)
     とおけますね。(ただし a>0 とします)


      さて、この3つの式 (A),(B),(C) から、なんとか f(x),g(x) を求めていきましょう。(^^;

  3つを見比べてみると、(B)だけ x=−1 が代入されていますから、ここはひとつ、
  (A),(C)にも x=−1 を代入して比べて見ましょう。(^0^)

       (A) f(-1)=−3・g(-1)+5
       (B) f(-1)+8・g(-1)=0
       (C) g(-1)−3=−2a

   これら3式からわかることは、
   f(-1)=8、g(-1)=−1,a=2 ってことです。
   すると (C)から、

        g(x)=2(x−1)(x+2)+(2x+5)
          =2x+4x+1


   がでますね。 これを (A) に当てはめれば、

        f(x)=g(x)・(x−2)+x+6
          =(2x+4x+1)(x−2)+x+6
          =2x−6x+4





      (C) のヒントは、2次不等式に関するものですね。
      (x−1)(x+2)≦0 の解は −2≦x≦1 ですから、
      より一般的に、2次不等式を a(x−1)(x+2)≦0 とおいたわけです。